属人化していた突合業務が「誰でも回せる業務」へ
~多店舗小売の仕入・経費業務で起きた現場の変化~

多店舗小売(ドラッグ・調剤)グループ
#005 株式会社オーガホールディングス

管理統括本部 財務経理部 係長 古澤氏
財務経理部 納富氏
インタビュアー:ネクスウェイ 早川氏

大賀薬局

請求書の受領方法は取引先ごとに異なり、 明細突合はExcelで担当者が個別に対応する——。 電子化は進めたものの、業務の進め方自体は大きく変わらず、 現場では負担が残り続けていました。

ドラッグストア・調剤薬局を多店舗展開する大賀薬局グループでは、 仕入や経費に関わる買掛業務を、限られた人数で回す必要があります。 店舗数・取引先が増えるなかで、 突合業務の属人化や運用の複雑さが課題として浮かび上がってきました。

そこで同社は、 請求書の受領から明細突合までの流れをあらためて見直し、 トッツゴーの導入に踏み切りました。

本記事では、 多店舗小売ならではの買掛業務をどのように整理し直したのか。 導入前の課題と、現場で起きている変化についてご紹介します。

※本事例は2026年2月時点の内容となります。

会社名

株式会社オーガホールディングス

URL

https://www.ohga-hd.com/

所在地

福岡市博多区博多駅前3-9-1 大賀博多駅前ビル3F

設立

2025年6月(1949年創業の大賀薬局グループを統括するホールディングスとして設立)

事業内容

ドラッグストア・調剤薬局事業を中核とする

小売グループの経営管理・業務統括

利用サービス

クラウド受領・明細突合サービス「トッツゴー」

【導入前の課題】
  • 受領手段が分散し、請求書と明細の収集だけで手間がかかっていた
  • 仕入・経費の明細突合がExcel作業に依存し、担当者スキルによる属人化が発生していた
  • 請求書は電子化できても、業務は楽にならなかった
【導入後の効果】
  • 突合結果や繰越管理がシステム上で一元化し、分散したExcel管理を減らせる見込みが立った
  • 明細が出ない取引先もPDFでの突合でカバーでき、突合の抜け・負荷を減らせる手応えが出た
  • 業務フローの棚卸しが進み、標準化・引き継ぎしやすい運用へ移行できる兆しが見えた

大賀薬局管理統括本部 財務経理部 係長 古澤氏


 導入前の状況|Excelでの突合と属人化の限界 
仕入・経費の請求書が「集まるだけ」で終わっていた

導入前、同社ではインボイス制度・電子帳簿保存法への対応を背景に、複数の電子化サービスを利用していました。
しかし、それらはあくまで「請求書を受け取って保存する」役割に留まっており、 業務そのものが楽になる感覚はなかったといいます。

「請求書は電子で受け取れるようになりましたが、
その後の確認や突合は、結局Excelを使った手作業に追われていました。」

Excel突合は“できる人”に依存する業務

仕入明細と自社データの突合はExcelで、VLOOKUPやSUMIFなど関数を駆使して対応していました。

  • データ形式は取引先ごとにバラバラ
  • 必要な項目が揃っていないことも多い
  • やり方は、担当者の経験と工夫頼み

「Excelが分かる人なら対応できますが、分からない人にとってはかなり負担の大きい作業でした」

業務量は年々増える一方で、属人化したままでは限界が近いと感じていたといいます。

大賀薬局
財務経理部 納富氏

 導入の決め手|“突合”に本気で向き合っているサービスの考え方 

トッツゴー導入の決め手となったのは、他社比較のスペック表ではなく、データ突合に対する考え方と現場へのフィット感でした。
トッツゴーが選ばれた理由は、大きく3つです。

1)請求書の受領・保管に加えて、明細突合まで“同じ流れ”で行える

「保存の箱」だけでは、買掛業務は軽くならない。同社が求めていたのは、まさに突合を中心に据えた運用でした。納富氏は、導入検討時の感覚をこう表現します。

「保存するだけなら、どこのシステムも大きく変わらない。
だったらプラスで突合ができる方がいい、というイメージでした。」

2)CSVだけ/PDFだけに寄らず、現場の現実に合わせて運用できる

取引先によって明細データが出ない、項目が足りない、フォーマットが揃わない…。そんな“あるある”がある中で、トッツゴーは曖昧さを吸収して突合できる期待がありました。

「必要な情報がないものも多い。トッツゴーだと名前や明細でもやれるし、曖昧なところでもやれる。そこが楽になるんじゃないかなと思いました」(古澤氏)

3)担当者のスキルに依存しない=標準化に近づく

Excelで仕組み化すると、その人がいなくなった時に回らない。同社にとっては“後継者育成”という観点でも、属人化を減らすことが重要でした。

「誰でもボタンを押せばできる状態にしていきたい。トッツゴーのシステムが覚えてくれるのは大きいです」(納富氏)

機能の多さではなく、“自分たちの業務に無理なくはまるか”が判断基準でした。

大賀薬局

 導入後の変化|「作業が減った」より「安心して任せられる」 
仕入・経費の突合が“システムに残る”ように

導入後、特に評価されているのが繰越管理や突合結果の一元化です。

「以前は、前月からの繰越分を個人のExcelファイルで管理していました。
今は、システム上で履歴として残るので安心感が違います」

  • 月をまたぐ請求書の管理がシンプルに
  • 「どこまで確認したか」が画面で分かる
  • 引き継ぎ時の説明負担が減少
属人化から“標準業務”へ

「やり方が人によって違う、という状態が少しずつ減ってきました。
トッツゴーが業務を覚えてくれる感覚です」

まだ導入初期ではあるものの、

  • 「この人しかできない」が減ってきた
  • 確認作業に対する心理的な負担が軽くなった
  • 業務の全体像が見えるようになった

といった変化を実感されています。

「楽になった」の手応えが、まず“繰越管理”から出てきた

導入はまだ2カ月目(取材時点)。それでも、現場ではすでに“変化の兆し”が出始めています。

変化1:繰越明細の管理が、Excelファイル分散からシステム管理へ

納富氏が特に「ありがたい」と話したのが、繰越管理です。

「前月うちは計上してたけど、向こうはしてない…みたいなのを、システム上で確認ができる
Excelで残しておかなくていいのが助かります」

古澤氏も、これまで月ごとに突合ファイルを分けて保存し、問い合わせ時に探していた運用を説明したうえで、
「トッツゴーのシステムが覚えてくれる状態」に価値を感じていると言います。

変化2:明細が出ない取引先を、PDFでの突合でカバーできる見込みが立った

同社では、現時点で「明細が十分にもらえない取引先」を中心に活用を進めています。

「CSVがもらえるところは今の運用に貼ればすぐ出る。だから今は、CSVが十分じゃないところを中心に使っています」(古澤氏)

変化3:“業務の棚卸し”が始まった。無駄や属人化が可視化される

業務フローを図で見たときに、古澤氏はこう感じたそうです。

「客観的に見たら、こんな無駄なことしてたんだ、って」

ツール導入によって、単に作業が減るだけでなく、「改善すべき論点が見える」状態になってきたのは大きな前進です。


こんな企業におすすめ

  • 請求書の受領手段がバラバラで、集めるだけで膨大な時間がかかっている
  • 電帳法・インボイス対応でツールを入れたが、突合はExcelのまま
  • 取引先ごとに明細の形式が違い、担当者の経験値で何とかしている
  • 「このままでは引き継げない」と感じている(属人化が怖い)

まずは自社の突合業務を整理してみませんか?

トッツゴーは、「一気に業務を変える」ためのツールではありません。

  • いま困っている突合業務を、楽にする
  • 属人化している作業を、見える化する
  • 将来に向けて、業務を標準化していく

その第一歩として、以下をご用意しています。

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ぜひ、自社の状況に近いところからご検討ください。

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