
※この記事は約6分で読めます。
請求書業務のDX化が進む中で、
「電子化したはずなのに、思ったほど業務がラクにならない」
という声を耳にすることが増えています。
特に、建材・資材・機械工具など、買掛金残高管理が重要な企業では、
買掛業務の改善が簡単に進まないケースが少なくありません。
本コラムでは、
原価系の買掛業務が抱えやすい課題を整理しながら、
どこから見直すべきか、何を優先すべきか を解説します。
買掛業務は、一見すると
「請求書を受け取って、金額を確認し、支払う」
という単純な流れに見えます。
しかし、原価系請求書処理業務を行うサプライチェーンのの企業では、
次のような特徴があります。
こうした条件が重なると、
突合や不一致対応がボトルネック になりやすくなります。
経費精算や一般的な請求書処理と同じ考え方でDXを進めると、
「受領はラクになったが、確認作業は減らない」
といった状態に陥ることも少なくありません。
実際に、買掛業務に課題を感じていた企業の事例では、
次のような状況が見られました。
特に問題になりやすいのが、
「どこが合っていないのか分からない状態」 です。
合計金額が合わない場合、明細を一つ一つ確認し、
現場や営業へ個別に連絡を取る必要があります。
この作業が属人化すると、
「分かる人しか対応できない」
「引き継ぎが難しい」
といった課題につながります。
請求書DXという言葉が広まり、「電子化すれば業務は改善する」
というイメージが先行しがちです。
しかし、買掛業務では、
DXの進め方次第で、逆に負荷が増えることもあります。
例えば、
こうした状態では、業務のスピードも正確性も向上しません。
重要なのは、
「どこが」「なぜ」合っていないのかを、すぐに把握できること です。
1月〜2月は、来期の予算や施策を検討する企業が多い時期です。
買掛業務についても、
「改善したいが、何から手を付けるべきか分からない」
という声をよく伺います。
この段階で大切なのは、すべてを一度に変えようとしないこと です。
特に、次の3点は改善効果が出やすいポイントです。
1. 請求書の受領方法が整理されているか
紙・PDF・メール添付などが混在していると、
仕分けや確認作業が増えます。
2. 突合・不一致対応にムダがないか
合計だけでなく、明細単位で確認できているかが重要です。
3. 経理だけで業務を抱え込んでいないか
現場や営業とのやり取りが属人化していないかを確認します。
これらを整理するだけでも、自社の改善余地が見えやすくなります。
買掛業務では、
ツール選定以前に 考え方の整理 が欠かせません。
この視点を持つことで、
DXの効果は大きく変わります。
改善は、「高機能なツールを入れること」ではなく、
現場の実態に合った業務設計を行うこと から始まります。
買掛業務を改善するために、まず行うべきことは次の3つです。
この順番を意識することで、
失敗しにくい改善につながります。

ネクスウェイはFAX、郵送、メールなどの通信インフラを35年間に渡って提供。
主に企業間の請求書受領代行から、独自の項目認識AI技術を用いたOCRによるデータ化、自動突合、社内確認、承認、電子保管までをワンストップで行うクラウドサービスです。
情報の流れをつかみ、人がすべきコトを明確にする。これが、業務改善において重要なことです。トッツゴーサポートでは、買掛業務一連の質を高め、事業を加速させたい人にとって、価値あるコンテンツをお届けしていきます。