「入庫」と「仕入」のズレを解消する。
経営を加速させるサプライチェーン管理術

🗓️公開日:2026/06/04 🙋トッツゴー推進グループ

サプライチェン請求管理術

※この記事は約7分で読めます。

1. 入庫した「モノ」は、正しく「カネ」として計上されているか?

サプライチェーンを運営する企業にとって、在庫は「資産」であると同時に形を変えた「現金」そのものです。

しかし、多くの経理現場では倉庫に届いた「入庫データ」と取引先から届く「請求書」、
そして帳簿上の「仕入高」という三者が複雑に絡み合いしばしば食い違います。
このズレを放置することは、暗闇で車の運転をするようなものです。

経理が行う「突合(照合)」とは、単に入力ミスを探す作業ではありません。
現場の「モノの動き」を正確に「カネ」に翻訳し、経営の視界をクリアにする非常に重要な役割なのです。

2. なぜ「帳簿」と「現場」はズレるのか?

買掛管理(仕入管理)において不一致を引き起こす最大の要因は、
現場の「入庫」と経理の「仕入(計上)」の間に発生するタイムラグと例外処理です。

  • 入庫と計上の時差:
    月末に倉庫へ入庫したが、請求書が届くのは翌月。
    この間、正確な債務額が確定せず、原価が浮いた状態になってしまう。
  • 複雑な赤伝・リベート:
    入庫後に発覚した不良品の返品や、後出しの単価修正。
    これらが「入庫データ」に正しく反映されないまま請求が来ると、膨大な「原因調査」が発生します。

実際、ある企業では特定仕入先の入庫データと請求書の突合(照合)だけに、毎月3〜4日間を費やしていました。

3. 1件2時間の苦行を「数分」に変えるインパクト

経営が求めているのは「1ヶ月前の記録」ではなく、次にどう動くべきかを決めるための「今の確信」です。

トッツゴーを導入した現場では、「入庫データと請求明細の自動マッチング」によって、驚くべき変化が報告されています。

  • 作業時間の劇的圧縮:
    1件あたり2時間かかっていた突合(照合)作業が、わずか数分にまで短縮(株式会社サンエイ様事例)。
  • 属人化の解消:
    6人がかりで行っていた業務を、実質2.5人で回せる体制へ。
    入社半年の新卒社員が1人で完結できるようになった事例もあります(株式会社落合様事例)。

「人間が目視で入庫伝票をめくる」のをやめ、「システムが自動で入庫と請求を紐付ける」のを待つ。
この転換が、経理を単純作業から解放します。

4. トッツゴーが実現する「確信」の経営管理

トッツゴーは、日々バラバラに届く請求書を即座にデータ化し、自社システムの入庫データと自動で突合(照合)します。

  • 異常値の早期発見:
    「入庫していないのに請求が来ている」「単価が入庫時と違う」といった差異を、締め日を待たずに特定。
  • 正確なキャッシュフロー予測:
    未入庫明細や未請求明細が可視化されるため、資金繰りの精度が上がります。
  • 履歴の自動管理:
    前月からの「入庫済み・未請求」といった繰越データもシステムが保持するため、Excelでの二重管理が不要になります。

5. まとめ:経理を「過去の集計者」から「経営の羅針盤」へ

サプライチェーン経理の真価は、単に数字を合わせることではなく、
「入庫と仕入の不一致をなくし、正確な利益を経営に提示すること」にあります。

突合(照合)という重労働から解放されれば、
経理は「なぜこのコストが高いのか」「どうすればキャッシュフローが改善するか」という、
より高度な分析に時間を割けるようになります。

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