「ビス1本」の明細が積み重なる恐怖。
電設・建材卸が大量明細の違算チェックを劇的に早めた方法

🗓️公開日:2026/09/16 🙋トッツゴー推進グループ

コラム25

※この記事は約4分で読めます。

電設資材や建材、機械工具の卸売業を営む企業にとって、
取り扱う商材の多さは強みである一方、バックオフィス(経理部門)にとっては極めて過酷な業務を生み出す要因となります。

実際に、約20万近くの商材を扱う石垣電材株式会社様(電設資材卸売)では、
大きな照明器具から極小のビスにいたるまで、多種多様な商品を仕入れています。
ここで発生するのが、「ビス1本買っても、仕入伝票が1枚起票される」という商習慣です。
細かい明細が毎月何万行と積み重なり、締め日を過ぎると、経理担当者の目の前には気の遠くなるような「紙の山」と「仕入データの山」が立ちはだかっていました。

「たった1つの違算」を探すために2〜3日を費やす現場

トッツゴー導入前の石垣電材様では、一部の基幹システムでのCSV自動突合(照合)が可能な取引先を除き、
大半を目視による突き合わせで処理されていました。
仕入明細、請求書、納品書を目で1行ずつ追いかけながら、
1円単位での整合性を確認していく作業。
もしどこか1箇所でも金額に違算が見つかれば、
その原因が「単価違い」なのか「数量違い」なのか「返品」なのかを特定するために、
さらに過去の伝票や納品書を遡らなければならず、特定の仕入先1社だけで原因究明に丸2〜3日を費やすこともあったといいます。

さらに、作業が完了した大量の紙の請求書は、電子帳簿保存法への対応もあり、
ファイルに綴じ、箱に詰め、外部の保管業者に料金を払って配送・保管を依頼するなど、
作業後にも大きな肉体的・金銭的負担が発生していました。

トッツゴーが変えた「作業に追われるから、配分する」働き方

こうした大量かつ細密な明細突合と違算チェックのペインを解決したのが、「トッツゴー」の導入でした。

導入後、同社では劇的な変化が起きています。
まず、PDFや紙で届く請求書をトッツゴーが高精度にデータ化。
基幹システムから出力した仕入確定データと自動で明細突合を行うことで、人が1行ずつ突き合わせる作業そのものがなくなりました。

違算が発生した際も、トッツゴーの優れた検索機能を活用すれば、合致しない明細をピンポイントで即座に特定できます。
その結果、かつて2〜3日かかっていた不一致明細の特定作業が、
本社全体で見ても1日足らずで8割〜9割が完了する
状態へとスピードアップしました。

また、請求書の原本はデータとして画面上で電子保管されるため、毎月のファイリングや箱詰め、移動、そして業者への保管委託コストは丸ごとゼロになりました。

現在では、これまでの「4名分の作業工数」を実質「3名体制」にスリム化して運用することに成功しています。

「誰に代わっても対応できる」次世代への継承

同社の販売促進部が掲げる今期のスローガンは「業務効率化による新たな機会の創出」です。
「誰か特定のベテランに特化して処理するのではなく、トッツゴーを導入することで、誰に担当が代わっても対応できる標準化された体制を作ること。属人化から脱却し、業務を次世代へ継承していくこと」を最重要視して改革を進められています。

ビス1本の突き合わせに数日を奪われ、目が痛くなるようなアナログ作業に追われる日々から脱却し、生まれた時間を「新しい機会の創出」へと繋げる。これが、サプライチェーンを支える卸売業の、あるべき買買業務の未来です。

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