本 社 | 京都府京都市南区吉祥院中島町29 |
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創 業 | 1946年 |
資本金 | 132億6,000万円 |
連結従業員数 | 19,881名 |
ホームページ | https://www.wacoal.jp/ |
ワコールグループは、新規事業への進出や事業拡大を、積極的に行っています。販売チャネルも、今後さらに拡大・開発していく計画です。事業の拡張や販路の拡大には、EDIの相手先や要対応のEDI仕様の追加が伴います。EDIパッケージを自社構築している場合、EDIの相手先や仕様が追加されるたびに、回線を確保したり、システムを設定し直したりといった対応が必要になります。特にEDIインフラを自社構築していてボトルネックになっていたことの一つに、モデムの相性の問題がありました。
相手先のモデムによって、相性の良いモデムとそうでないモデムがあるため、EDIの相手先が増えたり、相手先のモデムが変更されるたびに、どのモデムならエラーなく通信できるか調べるところから始める必要がありました。クラウド型EDIサービスを導入すれば、こうしたEDI周りの調査や整備をアウトソーシングできるので、よりスピーディな事業展開が可能になります。
クラウド型EDIサービスのプロバイダは無数に存在しますが、今回はワコールグループ全体での導入を視野に入れての選定になりますので、信頼性に関する基準はかなり高めに設定しました。「このEDIサービスなら安心して導入できる」とグループ各社に納得してもらえなければ、いくら我々が音頭を取っても、グループ全体への普及が進まないからです。信頼性が我々の要求水準に達していると判断できたクラウド型EDIサービスは、EDI-Hub Nexの他に、2社のサービスだけでした
グループ主力の「株式会社ワコール」では、以前から社内のEDIシステムと基幹システムを自動連携させていました。EDIサーバーに届いたファイルの後続処理だけでなく、毎日の保守オペレーションもすべて自動化しているため、夜間のオペレーターは不要な状態です。こうした基幹システムとの高度かつ独自の連携を、従来通り実現できることも、我々がクラウド型EDIサービスに求めた条件の1つでした。
信頼性でスクリーニングして残った3社のクラウド型EDIサービスのうち、1社のサービスは、そもそもこうした自動連携が不可能でした。
もう1社のサービスは、カスタマイズで自動連携を実現することは一応可能ではあるものの、費用があまりにも高額だったため、カスタマイズは断念せざるをえませんでした。
これに対してEDI-Hub Nexは、我々が必要とする自動連携の大半を標準の範囲で実現できる上に、標準の範囲で実現できない自動連携も、それほど高額ではないカスタマイズ費用で実現できました。こうした柔軟性の高さが決め手となり、EDI-Hub Nexの導入を決めました。
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