ビジネス環境の変化に伴う度重なるリクエストにもインテックは素早く柔軟に対応
■2012年からWeb-EDIを採用
-EDI-Hubへの移行後、大きな変革はありませんか。
2012年にWeb-EDIのアウトソーシングを追加しました。
従来のEDI-Hubで受注の8割ほどカバーできていたのですが、まだ2割が残っていました。取引規模が小さなお客さまは、EDI-Hubでは無理があります。そこで、手軽に始めることのできるWeb-EDIの仕組みを取り入れ、EDI-Hubと併用しています。これでほぼすべてのお客さまとの取引をEDIで処理できるようになりました。
ただ、Web-EDIはお客さまのホームページにアクセスしてデータをダウンロードし、受け取ったデータをSAPにアップロードしなければならないという手間がかかります。そこで、インテックにアウトソーシングして、このダウンロードとアップロードを自動化させています。
-マーケティングにも活用されているそうですが?
受発注データのみならず、お客さまの在庫情報をいただいて、グループで分析しています。1ヵ月あるいは2ヵ月先の在庫数量を予想して、不足する分を生産することができます。お客さまも在庫情報を提供してくれるぐらいですから、私たちに在庫切れのないことを期待しています。最大限に有効活用して、生産計画に織り込んでいます。
EDIに関して相談できる心強いパートナーを見つけることができました。今回は変更しなかったオペレーションの提案もいただきたいと思います。これからもぜひよろしくお願いします。