導入の効果
送信スピードが格段にアップし、サーバー管理の負担からも解放された
今後5年間で約15%のコストカットが実現する見込み
『e-帳票FAXサービス』導入後の変化について、「すぐに効果を実感できた」と山下氏は教えてくれた。
「まず、FAXの送信速度が格段に速くなりました。これまでは1日に数時間とかかっていたのが、ものの数十分にまで短縮できています。
また、リトライ送信の回数を細かく設定できるようになって、結果として、エラーで再送信が必要になる割合が減少しましたね。しかも、エラーが起きたときはその理由を詳細に分析できるので、その後の対応の手間を軽減でき、従来よりもスピーディーに対応できるようになりました」。
また同社では、自社でシステム構築を行った場合と『e-帳票FAXサービス』を利用した場合とを比較して、今後5年間でどれだけコストに差が出るのかを算出したという。
結果は、『e-帳票FAXサービス』を利用した場合のほうが、5年間で約15%のコストカットになることがわかった。
なお、これにはサーバー管理やトラブル処理にあたるスタッフの人件費は含まれていないというから、視野を広げて考えればその差はさらに大きくなるだろう。