2025年の崖とは?FAX業務の対策すべきポイント
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こんにちは。「FNX e-受信FAXサービス」ライターチームです。
経済産業省のDXレポートに掲載された「2025年の崖」という言葉をご存じでしょうか。1度は聴いたことのある方が多いのではないかと思いますが、「すぐに説明を求められると、くわしいことは分かっていないかもしれない」という方もいると思います。
そこで今回は、既に差し迫っているとも言える2025年の崖について解説しながら、FAX業務における2025年の崖に際しての問題点についてもご紹介します。現在FAX業務を行っていて、2025年の崖対策を知りたい方はぜひご参考にしてください。
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目次[非表示]
- 1.「2025年の崖」とは
- 2.「2025年の崖」に指摘される現状の問題点
- 2.1.レガシーシステム化の進行
- 2.2.エンジニア不足の激化
- 2.3.システム保守運用の予算高騰
- 2.4.新しい技術に対応できない
- 2.5.アプリケーションのサポート切れ
- 2.6.市場のデジタル化の進行
- 3.「2025年の崖」を越えるには
- 3.1.推進ガイドラインの策定
- 3.2.DX推進指標の活用
- 3.3.ITシステムの刷新
- 3.4.ベンダー企業との新しい関係構築
- 3.5.DX人材の育成・確保
- 4.2025年の崖…受発注業務は大丈夫?
- 4.1.FAXを紙で管理する業務フローは要注意
- 4.2.クラウドFAXの導入で「2025年の崖」問題を解決
- 4.3.クラウド型なのですぐに始められる
- 4.4.現在のFAX番号がそのまま使える
- 4.5.スモールスタートが可能
- 4.6.受発注状況の可視化
- 5.まとめ~受発注FAX業務のクラウド化で2025年の崖を越える!
「2025年の崖」とは
2025年の壁とは、端的に言うと「2025年に起きる可能性が指摘されている経済リスク」を指すものです。初めてこの言葉が使われたのは、経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」中のこととなります。
具体的には、2025年までに国内の企業活動においてDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進がうまくできず失敗してしまった場合、年間最大12兆円もの経済損失が生じるおそれが指摘されているものです。さらに詳細なリスクとして「大規模システム障害の発生」などを予測している専門家もいます。
2025年はもうすぐ。それまでに企業としてDXに取り組むことで、この経済損失を回避しようと考えている企業も多いでしょう。そこで次の項目では、2025年の崖に際して押さえておくべき現状の課題についても見ていきましょう。
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「2025年の崖」に指摘される現状の問題点
いま、なぜ2025年の崖が引き起こされてしまうおそれが指摘されているのでしょうか。ここでは、2025年の崖という記述において取りあげられている国内ビジネスの問題点について挙げていきましょう。
レガシーシステム化の進行
レガシーシステムとは、端的に言うと「古い形式のままのシステム」という意味です。技術的な老朽化が進んだITシステムをそのまま使用し続けていることや、肥大化・複雑化を放置しておくこと、システムそのものがブラックボックス化した状態などを指します。
こういったレガシーシステムを放置しておくことは、業務効率を明らかに低くしてしまいます。非効率化したレガシーシステムが経営やビジネス戦略上の障壁となったり、コストの削減を妨げたりするなどの問題化を招くのです。
エンジニア不足の激化
多くの先進国諸国と同様、日本においても少子高齢化問題に直面しており、ビジネスの現場でも今後ますます人手不足が深刻化すると見られています。ITシステムに直接かかわるエンジニアリングの現場でも、技術者の不足によって業務の効率化が急務となっています。
システム保守運用の予算高騰
エンジニアの人数が不足することにより、これからはシステム保守運用にかかるコストも高くなると予測されており、予算の高騰が目されます。
新しい技術に対応できない
先述したレガシーシステムの放置に加え、技術者不足や保守予算の高騰に企業側がついていけなくなることにより、古い技術の刷新が相次いでもそれに対応できなくなってしまいます。
アプリケーションのサポート切れ
技術が刷新されることにともない、レガシーシステム内で運用されていた古いアプリケーションやOSのサポートが続々と終了していきます。それに対応できないと、もちろん新しい技術にも追いついていけなくなります。
市場のデジタル化の進行
市場のデジタル化が進めば、新たにデジタル技術を取り入れた企業が増えます、それらの企業は当然ながら、最新のITシステムを運用することとなります。レガシーシステムを引きずっている企業は競争力を失い、新たにデジタル化を図った企業へ道を譲ることとなってしまうかもしれません。
「2025年の崖」を越えるには
社内のDXを進めてはいるものの、2025年の崖到来までに自社の対応が間に合うか不安という企業も少なくないでしょう。そこでここでは、2025年の崖を乗り切る企業となるために取り組みたいポイントをご紹介します。
推進ガイドラインの策定
経済産業省による『デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)』。この資料を元に、自社のDX推進ガイドラインを策定しましょう。自社のガイドラインがあれば、取締役会や株主からのDXに関する評価を受ける際にも活用が可能ですし、自社の課題を把握し共有することにも役立ちます。
DX推進指標の活用
自社のDX推進状況を知るには、経産省による「DX推進指標」が役立ちます。DX推進指標は、先述したDX推進ガイドラインの内容をさらに詳細に掘り下げたものとなっています。これを参考にすることで、自社のDX推進状況がどの程度なのかを簡単に知ることが可能です。
DX推進指標に回答することにより、企業がいま立ち会っている課題やそれを解決するために取り組むべき事項が把握できるようになっています。
ITシステムの刷新
自社で運用しているシステムが古いことを認識しつつ「まだ使えているから」と、そのままにしていませんか? 旧システムはいずれサポートが終了してしまい、運用を続けるには多くのリスクが生じてしまうこととなります。
DX推進にともなって、既存の旧システムを刷新することも忘れずに実施しましょう。
ベンダー企業との新しい関係構築
DX推進にあたっては、ベンダー企業との関係性を刷新することも大切です。経産省のDXレポートによると、継続的なシステムの再構築やアジャイル開発など、さらにDXへ寄り添った形態に契約を見直すことなどが有用とされています。契約後トラブルが発生した際には裁判ではなくADR(裁判外紛争解決手続)を活用したり、共同研究のための技術研究組合を設けたりすることも推奨されていますので、ご参考にしてください。
DX人材の育成・確保
いまからDX人材を新たに育成・確保することがむずかしく、困難を強いられている状況も想定できます。これからのDX人材の確保や育成には、既存システムの維持や保守に携わるエンジニアをDX分野へシフトしていくことが有用となり得ます。
またアジャイル開発によって、一般事業部門の人材をIT人材へと育成することも有用でしょう。経済産業省による「ITスキル標準(ITSS)」や「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」などを活用した人材育成の余地もあると考えられます。
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2025年の崖…受発注業務は大丈夫?
DXに取り組んでいる企業のなかでも、一部のアナログ業務を脱せず悩みを抱えているケースは多いと思います。その業務の1つとして、「受発注業務」を挙げる企業もあるのではないでしょうか。
ここでは、受発注業務に特化した2025年の崖対策をご紹介します。
FAXを紙で管理する業務フローは要注意
受発注業務はFAXで運用しているという企業も多いでしょう。FAX業務そのものをデジタル化したくても、取引先との事情でなかなか変えられないというケースも予測できます。
しかし、FAXの紙管理はDXに際して刷新したいレガシーシステムの1つにあたります。作業過程も煩雑なため、DXによる業務効率化の足かせとなってしまう可能性もあり注意が必要です。
クラウドFAXの導入で「2025年の崖」問題を解決
紙のFAXがDXによる効率化を妨げてしまい、2025年の崖を乗り越えられないという事態はなんとしても避けたいものです。そこでおすすめしたいのが、「クラウドFAX(インターネットFAX)」の導入。さまざまなサービスが提供されていますが、相手先が紙のFAXを引き続き運用していても自社のFAXを電子化できるタイプのサービスを選ぶと良いでしょう。ネクスウェイの「FNX e-受信FAXサービス」もその1つです。
クラウド型なのですぐに始められる
ネクスウェイのe-受信FAXサービスは、パソコンとインターネット環境さえあれば、どこにいてもFAX業務が行えます。紙のFAXは事務所へ出向かなければ確認も送信も行えませんが、インターネットFAXなら場所を問わずに作業ができるという訳です。
e-受信FAXサービスはクラウド型FAXサービスですから、導入に際し自社サーバの構築なども不要。導入しやすい点も魅力です。
現在のFAX番号がそのまま使える
数あるインターネットFAXサービスの多くでは、従来使用していたFAX番号を専用の番号へ変更する必要が出てきてしまいます。取引先に番号変更の連絡を入れる負担などを考えて、導入に二の足を踏んでしなうケースもあるのではないでしょうか。
その点e-受信FAXサービスなら、既存の番号をそのまま使いながらクラウドFAXを始めることが可能です。取引先へ負担をかけることなく、自社のFAX業務だけをデジタル化できます。
スモールスタートが可能
e-受信FAXサービスはクラウド型FAXサービスですから、自社で大がかりな機器やシステムなどを設ける必要がありません。また、導入に際して新しいFAX機器を購入する必要も、基本的にはありません。現在使用中のFAX機器に専用アダプタを付けるだけで導入が可能なので、事業所や部署単位でのスモールスタートも容易です。
まずは一部部署で小規模導入を図ってみて効果を確かめてから徐々に拡大導入していくというケースにも、柔軟な対応が可能。番号の変更も不要、FAX複合機の購入も不要という、小規模スタートに最適なクラウドFAXサービスです。
受発注状況の可視化
e-受信FAXサービスは、専用の管理ツールが使いやすい点もおすすめのポイントです。受発注業務にFAXを使っている場合は、受発注状況をFAXの送受信履歴で一元管理できます。王大な数の受信FAXから目的の1通だけを見たいときも、検索機能ですぐ確認可能。
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まとめ~受発注FAX業務のクラウド化で2025年の崖を越える!
さまざまな業務のデジタル化を進めており、DXの推進を適宜図っているのに、受発注業務だけはどうしてもFAXから切り替えが進まないというケースは少なくないでしょう。
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受発注業務のデジタル化には、クラウドFAXサービスの導入がおすすめです。今回ご紹介したe-受信FAXサービスは、FAXデジタル化の障壁となっていたさまざまな課題をクリアしている点がおすすめのポイント。2025年の崖に備えてさらにDXを加速するためにも、ぜひ導入をご検討ください。ネクスウェイでは、各企業様の資料ご請求やお問い合わせをお待ちしています。
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