FAX自動送信で業務効率化!仕組みやメリット、サービスの選び方を解説

こんにちは。「FNX e-受信FAXサービス」ライターチームです。

月末や月初になると、大量の請求書や注文書をFAXで送るために、複合機の前から離れられないということはありませんか?一枚ずつ紙をセットして、宛先番号を入力し、送信完了を待つという作業は、非常に時間がかかり精神的にも負担が大きいものです。もし、宛先を間違えて誤送信してしまえば、情報漏洩などのトラブルにもなりかねません。

このような課題を解決するのが「FAXの自動送信」です。この記事では、FAX送信を自動化する仕組みや具体的な方法、導入によって得られるメリットやデメリットについて詳しく解説します。

FAXの廃止は難しいが、効率化したい方へ
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目次[非表示]

  1. 1.FAXが廃止できない理由とは?
  2. 2.FAX自動送信とはどのような仕組みか?
    1. 2.1.PCやシステムから直接FAXを送信する仕組み
    2. 2.2.API連携で特定の動作をトリガーに自動送信
    3. 2.3.オンプレミス型とクラウド型の2種類がある
  3. 3.FAXを自動送信する4つの具体的な方法
    1. 3.1.クラウドFAXサービスを契約する
    2. 3.2.自社にFAXサーバーを構築する
    3. 3.3.PCにFAXソフトを導入する
    4. 3.4.APIで既存システムにFAX機能を組み込む
  4. 4.FAX自動送信で得られる5つのメリット
    1. 4.1.送信作業の工数を大幅に削減できる
    2. 4.2.人件費や通信コストの削減につながる
    3. 4.3.手作業による誤送信のリスクがなくなる
    4. 4.4.送信状況や履歴を一元管理できる
    5. 4.5.テレワークや在宅勤務に対応しやすくなる
  5. 5.FAX自動送信で注意すべきデメリット
    1. 5.1.導入や運用にコストが発生する
    2. 5.2.情報漏洩に備えたセキュリティ対策が必須
    3. 5.3.帳票レイアウトの変更に手間がかかる場合がある
  6. 6.自社に最適な自動送信サービスの選び方
    1. 6.1.送信量に見合った料金体系か確認する
    2. 6.2.保有回線数が多く通信が安定しているか
    3. 6.3.既存の業務システムと連携できるか
    4. 6.4.災害時にも対応できるサポート体制か
  7. 7.スモールスタートでFAX電子化を始めるなら「FNX e-受信FAXサービス」
  8. 8.まとめ

FAXが廃止できない理由とは?

FAXの利用頻度が減少する一方で、大がかりな業務の見直しや取引先の要望などの理由により、FAXが廃止できない企業が存在します。

理由について下記の記事にまとめていますので、詳しくはご覧ください。

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FAX自動送信とはどのような仕組みか?

「FAXをなくす」のが難しい現状において、今求められているのは「FAX業務をデジタル化する」という現実的なアプローチです。FAX自動送信とは、従来の複合機を使った手作業での送信とは異なり、パソコンや業務システムからデジタルデータのままFAXを相手先に届ける仕組みのことです。紙に出力する手間や、電話回線を通じてピポパと番号を入力する作業をなくし、効率的かつ正確に情報を伝達する手段として注目されています。ここでは、その基本的な仕組みについて解説します。

PCやシステムから直接FAXを送信する仕組み

FAX自動送信の最も基本的な仕組みは、パソコン上のデータをインターネット回線などを通じて送信サーバーに送り、そこから電話回線を経由して相手のFAX機に出力させるというものです。利用者は普段通りパソコンで文書を作成し、印刷するのと同じ感覚で「送信」ボタンを押すだけです。裏側ではシステムがデータをFAX信号に変換し、指定された電話番号へ自動的に発信を行います。これにより、わざわざデスクを立って複合機まで行く必要がなくなり、業務の流れを止めずにスムーズな通信が可能になります。

API連携で特定の動作をトリガーに自動送信

さらに高度な仕組みとして、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携があります。これは、自社で使っている販売管理システムや顧客管理システムと、FAX送信サービスをプログラムでつなぐ方法です。例えば、システム上で「受注確定」のボタンが押された瞬間、その注文請書が自動的に生成され、顧客へFAX送信されるといった連携が可能になります。人が介入することなく、特定の業務アクションをきっかけにして自動的に送信処理が走るため、究極の自動化を実現できる仕組みと言えるでしょう。


オンプレミス型とクラウド型の2種類がある

FAX自動送信を実現する基盤には、大きく分けて「オンプレミス型」と「クラウド型」の2つの形態があります。オンプレミス型は、自社内に専用のサーバー機器や回線を設置して運用するタイプで、カスタマイズ性が高く、セキュリティポリシーに厳格に合わせられる点が特徴です。一方、クラウド型はインターネット上のサービスを利用するタイプで、自社で設備を持つ必要がなく、初期費用を抑えて手軽に導入できる利点があります。近年では、導入のしやすさやテレワークへの対応力から、クラウド型を選ぶ企業が増えています。

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FAXを自動送信する4つの具体的な方法

FAX送信を自動化するための具体的な手段は、主に4つあります。それぞれの方法には特徴があり、企業の規模や送信頻度、予算によって適したものが異なります。ここでは、代表的な4つの方法について、その特徴や違いを比較しながら解説します。

方法

特徴

向いている企業

クラウドFAX

設備不要でネット経由で送信

コストを抑えて手軽に始めたい企業

FAXサーバー

自社内に専用サーバーを構築

大量送信を行い、回線を自社管理したい大企業

FAXソフト

PCにソフトとモデムを導入

送信数が少なく、小規模なオフィス

API連携

業務システムと自動連動

受発注業務などを完全に無人化したい企業

クラウドFAXサービスを契約する

クラウドFAXサービスは、インターネット経由でFAXの送受信を行うサービスです。専用の機器や電話回線を新たに用意する必要がなく、Webブラウザやメールソフトを使って手軽に利用できます。申し込みから利用開始までの期間が短く、初期費用も安価なケースが多いため、スモールスタートで導入したい企業や、テレワーク環境でFAXを使いたい企業に最適です。また、メンテナンスやアップデートもサービス提供事業者が行うため、運用管理の手間がかからない点も大きな魅力です。

自社にFAXサーバーを構築する

FAXサーバーは、社内ネットワークに接続された専用のサーバー機を設置し、そこからFAXを一斉送信する方法です。複数の回線を収容できるため、短時間に大量のFAXを送信する必要がある大企業などで導入されています。自社のセキュリティ基準に合わせて細かく設定できる点や、既存の社内システムとの深い連携が可能になる点が強みです。ただし、サーバー機器の購入費用や設置スペースが必要になるほか、機器の保守メンテナンスを自社で管理しなければならないため、運用負荷は比較的高くなります。

PCにFAXソフトを導入する

パソコンに専用のFAXソフトをインストールし、FAXモデムを介して電話回線に接続する方法です。パソコン上の文書作成ソフトから「印刷」メニューでFAX送信を選べるなど、操作が直感的で分かりやすいのが特徴です。比較的安価なソフトが多く、導入のハードルは低いですが、パソコンの電源が入っていないと送受信ができない点や、送信中は電話回線が占有される点に注意が必要です。送信件数がそれほど多くなく、特定の担当者だけがFAXを利用するような小規模な環境に向いています。

APIで既存システムにFAX機能を組み込む

API連携を利用すると、現在社内で稼働している基幹システムや業務アプリケーションに、FAX送信機能を直接組み込むことができます。例えば、ECサイトの受注システムと連携させ、注文が入った瞬間に倉庫へ出荷指示書をFAXで自動送信するといった運用が可能になります。これにより、帳票を出力してFAX機で送るという作業自体をプロセスから消し去ることができるため、業務効率化の効果は絶大です。開発コストはかかりますが、定型的な業務を自動化し、人の手を介さない運用を目指す企業にとっては最も強力な選択肢となります。

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FAX自動送信で得られる5つのメリット

FAXの自動送信を導入することで、現場の業務負担はどう変わるのでしょうか。単に「楽になる」だけでなく、コスト削減やリスク管理の面でも大きな効果が期待できます。ここでは、具体的にどのようなメリットが得られるのか、5つのポイントに絞って解説します。

送信作業の工数を大幅に削減できる

最大のメリットは、送信作業にかかる時間を劇的に減らせることです。従来の手作業では、文書を印刷し、複合機まで移動し、宛先を入力して送信完了を待つという一連の動作が必要でした。自動送信であれば、自席のパソコンから数クリックで送信が完了します。特に数百件の宛先に一斉送信する場合など、手作業では数時間かかっていた業務が数分で終わることも珍しくありません。空いた時間を本来注力すべきコア業務に充てられるため、組織全体の生産性向上につながります。

人件費や通信コストの削減につながる

業務時間の短縮は、そのまま人件費の削減に直結します。残業時間の抑制や、FAX業務のために配置していたパートタイマーの人件費などをカットできる可能性があります。また、ペーパーレス化が進むことで、用紙代やトナー代といった消耗品費も削減できます。さらに、クラウドFAXなどのサービスでは、全国一律の送信料金設定や、大量送信による割引が適用される場合もあり、従来の電話回線を使用するよりも通信費を安く抑えられるケースが多くあります。

手作業による誤送信のリスクがなくなる

FAX業務で最も恐ろしいのが、宛先間違いによる誤送信です。手作業で番号を入力している限り、押し間違いや見間違いのリスクは常に付きまといます。自動送信では、あらかじめ登録された正確な宛先リストや顧客データベースの情報を利用して送信するため、入力ミスが発生しません。また、宛先と送信内容の紐づけもシステムが行うため、A社向けの請求書を誤ってB社に送ってしまうといった取り違えミスも防ぐことができます。

送信状況や履歴を一元管理できる

手作業のFAXでは、「いつ」「誰に」「何を」送ったかという履歴管理が煩雑になりがちです。送信レポートの紙をファイルに綴じて保管している企業も多いのではないでしょうか。自動送信システムを導入すれば、送信日時や宛先、送信結果(成功・失敗)などの履歴がすべてデジタルデータとして自動的に記録されます。万が一、「FAXが届いていない」という問い合わせがあった場合でも、管理画面からすぐに送信状況を確認し、迅速に対応することができます。

テレワークや在宅勤務に対応しやすくなる

従来のFAX業務は、物理的なFAX機があるオフィスに出社しなければ行えませんでした。これがテレワーク導入を阻む一因となっているケースも少なくありません。クラウド型のFAX自動送信サービスを利用すれば、インターネット環境さえあれば自宅や外出先からでもFAXの送受信が可能になります。場所にとらわれない柔軟な働き方を実現するためのインフラとして、FAXのデジタル化は非常に重要な役割を果たします。

FAX自動送信で注意すべきデメリット

多くのメリットがある一方で、導入前に知っておくべきデメリットや注意点も存在します。これらを事前に把握し、対策を検討しておくことで、導入後のトラブルを防ぐことができます。ここでは、代表的な3つの懸念点について解説します。

導入や運用にコストが発生する

自動送信システムを導入するには、初期費用や月額利用料、あるいはサーバー構築費などのコストがかかります。これまで既存の複合機と電話回線だけで運用していた場合、新たに追加費用が発生することになります。しかし、前述の通り、人件費の削減やペーパーレス化によるコストダウン効果も大きいため、単なる支出増と捉えるのではなく、トータルコストでの費用対効果を試算することが重要です。長期的な視点で見て、投資に見合うリターンがあるかをしっかりと見極めましょう。

情報漏洩に備えたセキュリティ対策が必須

インターネットを経由してデータを送信する場合、セキュリティ対策は避けて通れない課題です。特に顧客情報や機密性の高い文書を扱う場合は、通信の暗号化やアクセス制限などが適切に行われているサービスを選ぶ必要があります。また、クラウドサービスを利用する場合は、サービス提供事業者のセキュリティ体制や信頼性を事前に確認しておくことが欠かせません。IDやパスワードの管理を含め、社内での運用ルールを徹底することも重要です。

帳票レイアウトの変更に手間がかかる場合がある

システム連携で自動送信を行う場合、帳票のレイアウト変更が発生すると、システム側の設定変更や改修が必要になることがあります。例えば、請求書のフォーマットを少し変えたいといった場合でも、エンジニアによる作業が発生し、時間とコストがかかる可能性があります。頻繁に帳票のデザインが変わるような運用の場合は、レイアウト編集が容易なツールを選定するか、運用の柔軟性をあらかじめ確認しておくことが望ましいでしょう。

自社に最適な自動送信サービスの選び方

市場には多種多様なFAX自動送信サービスが存在しており、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いでしょう。自社の課題を解決し、長く安心して使い続けられるサービスを選ぶためには、いくつかの比較ポイントがあります。ここでは、選定時に特に重視すべき4つの基準を紹介します。

送信量に見合った料金体系か確認する

サービスによって料金体系は大きく異なります。「月額基本料が高めだが送信単価が安いプラン」や「基本料は無料だが送信単価が高めのプラン」などがあります。自社の月間送信枚数を把握し、シミュレーションを行うことが大切です。大量に送信する場合はボリュームディスカウントがあるサービスがお得ですし、送信枚数が月によって変動する場合は、従量課金制の柔軟なプランが適しています。コストパフォーマンスを最大化するために、自社の利用実態に合ったプランを選びましょう。

保有回線数が多く通信が安定しているか

大量のFAXを一斉に送信する場合、サービス提供側の回線能力が重要になります。保有回線数が少ないサービスでは、送信が完了するまでに長い時間がかかったり、話し中でエラーになったりする可能性があります。特に月末などの混雑時に遅延が発生すると、業務に支障をきたしかねません。大規模な回線設備を持ち、安定した高速送信が可能な事業者を選ぶことで、ストレスのない運用が実現できます。

既存の業務システムと連携できるか

業務効率化を突き詰めるならば、現在使っている販売管理システムや顧客管理システムとの連携は欠かせません。CSVファイルのインポートで連携するのか、APIを使ってリアルタイムに連携するのかなど、連携方式を確認しましょう。また、主要な業務パッケージソフトとの連携実績が豊富なサービスであれば、導入時の設定やトラブル対応もスムーズに進むことが期待できます。自社のシステム環境との親和性は、重要な選定基準の一つです。

災害時にも対応できるサポート体制か

FAXは受発注などの重要業務に使われることが多いため、システムトラブルで送信できない事態は避けなければなりません。万が一の障害発生時にどのようなサポートが受けられるか、電話での問い合わせ窓口はあるかなどを確認しておきましょう。また、自然災害などでオフィスが被災した場合でも、サービスが継続して利用できるようなBCP(事業継続計画)対策がとられているかも確認すべきポイントです。サーバーの二重化や拠点の分散など、堅牢なインフラを持つサービスを選ぶと安心です。

スモールスタートでFAX電子化を始めるなら「FNX e-受信FAXサービス」

社内の業務フローを変える場合、全社・全拠点一斉に変更すると混乱も想定されます。

例えば、1部署や1拠点で導入し、運用方法やルールを整備した上で全社・全拠点に展開することで社内の混乱なく移行が可能になるでしょう。

そのためにも、全社・全拠点一括導入ではなく、1部署・1拠点でスモールスタートできるサービスを選ぶといいでしょう。

そこでおすすめなのが「FNX e-受信FAXサービス」です。

既存のFAX回線に貸与する専用アダプタを設置するだけで電子化が可能なため、導入したい拠点・部署からFAX電子化をスモールスタートできます。

また、今使用中のFAX番号をそのまま使用できるため、取引先への番号変更通知などの工数は不要です。

FNX e-受信FAXサービス

さらに、受信したFAXの自動仕分けや文字・スタンプ入力などの便利機能も標準搭載しているので、現状のFAX業務の効率化も可能です。

FAX通信の安定性を確保しつつ、業務効率化もしたいという方におすすめです。

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まとめ

業務効率化のためにFAX廃止を検討している企業も多いですが、急にFAXを廃止すると社内外の混乱を招くリスクもあります。現場や取引先の負担を抑えつつ、まずは「今あるFAX業務をデジタル化」し、自社に最適なサービスで段階的に改善していくのが現実的な一歩といえるでしょう。

この記事では、FAX自動送信の仕組みや具体的な方法、メリット・デメリットについて解説しました。要点を振り返ります。

  1. FAX自動送信には「クラウドFAX」「FAXサーバー」「FAXソフト」「API連携」の4つの方法があり、自社の規模や目的に合わせて選ぶことが重要です。
  2. 導入により、送信作業の工数削減、コストダウン、誤送信防止、履歴管理の効率化、テレワーク対応といった多くのメリットが得られます。
  3. サービス選定時は、料金体系や回線能力に加え、既存システムとの連携性やサポート体制を確認することで、失敗のない導入が可能になります。

FAX業務の自動化は、単なる作業の効率化にとどまらず、働き方改革や企業の競争力強化にもつながる重要な取り組みです。ぜひ自社に最適な方法を見つけ、スマートで快適な業務環境を実現してください。

「FNX e-帳票FAXサービス」は、大量の帳票をクラウド経由でスピーディに送れる配信システムです。自社でFAXサーバを構築する必要がなく、既存の基幹システムと連携するだけでFAX自動送信を容易に実現できます。数千枚規模の一斉送信もわずか数分で完了するため、業務効率が劇的に向上するでしょう。24時間365日の保守体制も完備されており、確実かつ安全な送達管理を求める企業におすすめです。

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